2009年7月23日木曜日

鈍行列車

古い言葉は廃れていく 鈍行まさにのろのろと進む事 13時間と思っていたが夜9時ごろ京都を出て昼過ぎに東京に着いたような気がする 15時間ぐらいかかったのだろう 学割使って700円なぜだかよく覚えている 急行だと9時間で1000円 300円の差は大きかったそんな時代だ 列車の乗客は安保反対デモの為に上京する学生と創価学会の人たちが身延山大石寺に団体参拝する人その両者がほとんどだった 学会の人も私達も急行には乗れなかった 車中で学会の人に政治よりも宗教が大切だよ創価学会に入りなさい信じなさいとすすめられた 今 学生運動は壊滅し私達が目指していたものはなんだったのかそんな状況なのに学会は大きな勢力となり日本の政治の中枢にいる ここでも何故だ!学会の人たちは明け方 豊橋で身延線に乗り換える為に降りていった 怪我するなよと何度もこえをかけてくれた 一人一人は気持ちのやさしい人たちだったその人たちが今 日本の保守勢力となって私達の否定していたものを支えている 何故だ!

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